縮毛矯正した髪を結ぶのはいつからOK?跡がつかない方法も解説

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「縮毛矯正した後って、いつから髪を結んでいいの?」

仕事やバイトで結ばないといけない方にとっては、切実な問題ですよね。

ネットで調べると「24時間後からOK」「48時間は待って」「1週間はダメ」と、意見がバラバラで余計に混乱します。

結論から言うと、24時間経てば結んで大丈夫です。ただし、結び方にコツがあります。

今回は「なぜ跡がつくのか」の仕組みから、仕事で結ばないといけない場合のリアルな対処法、跡がつきにくいゴムの選び方、跡がついてしまった場合の直し方まで、まとめてお話しします。

なぜ縮毛矯正後の髪にゴム跡がつくのか

まず「跡がつく」メカニズムを知っておくと、対策が理解しやすくなります。

水素結合が形を記憶してしまう

水素結合と寝ぐせの仕組み

髪には「水素結合」という結合があります。水に濡れると切れて、乾くと再結合する性質。寝ぐせがつくのもこの仕組みです。

ゴムで強く結んだ部分は、髪が折れ曲がった状態で圧力を受け続けます。そこに汗や湿気が加わると水素結合が切れて、折れた形のまま再結合してしまう。これが「ゴム跡」の正体です。

ゴム跡の正体は水素結合の再結合。「圧力+湿気+時間」が揃うと跡がつきやすくなります。逆に言えば、この3つを減らせば跡はつきにくい。

施術直後は特に跡がつきやすい理由

縮毛矯正直後は、2剤の空気酸化がまだ完了していない状態。髪内部の結合が不安定なので、外部からの物理的な圧力の影響を受けやすくなっています。

だから「施術当日は結ばないで」と言われるわけですね。24時間経って空気酸化がほぼ完了すれば、結んでも大きな問題はありません。

いつから結んでいいか 美容師としての正直な回答

理想は24時間後から

空気酸化が一番活発に進む24時間が経過すれば、結合はほぼ安定します。

翌日以降なら結んでOKです。

「48時間待って」「1週間待って」という意見もありますが、これは「万が一に備えて長めに言っておく」パターンが多いです。今の薬剤と施術技術なら、24時間あれば十分安定します。

施術翌日(24時間後)からは結んでOK。ただし、結び方に注意が必要です。きつく結ぶのではなく、緩めにまとめることを意識しましょう。

施術当日はどうしてもの場合だけ

当日はできれば避けたいですが、仕事の都合で当日に結ばないといけないこともありますよね。

その場合は「緩めに・短時間で・太いゴムで」を意識してください。当日に結んだからといって矯正が取れることはありませんが、跡はつきやすいので注意です。

私のお客様にも「看護師なので翌日から結ばないといけない」という方がいます。施術を夕方に予約して、翌朝に24時間を確保する。これが一番リアルな対処法ですね。どうしても当日に結ぶ必要があるなら、帰宅後にすぐほどいて、濡らして乾かせば跡は直せるので大丈夫ですよ。

仕事で毎日結ぶ人のための実践ガイド

「いつから結べるか」は分かった。でも問題は「毎日結ばないといけない」という現実。

ここからは、毎日結ぶ前提でダメージと跡を最小限にする方法をお伝えします。

① 結ぶ位置を毎日変える

結び目を毎日かえるテクニック

毎日同じ場所で結ぶと、その部分だけ集中的に圧力がかかって跡がつきやすくなります。

ポニーテールの高さを日によって変えたり、結ぶ位置を少しずらすだけでも負担が分散されますよ。

② 必要な時間だけ結んで、外せるときは外す

ゴムで結んでいる時間が長いほど、跡はつきやすくなります。

仕事中は仕方ないですが、休憩時間やランチのときに一度ほどくだけでも違います。帰宅後はすぐに外してあげてください。

③ 濡れた状態では絶対に結ばない

先ほど説明した通り、「圧力+湿気」が揃うと跡がつきやすい。

朝シャワーを浴びた後、生乾きのまま結ぶのは最もよくないパターンです。必ず完全に乾いた状態で結んでください。

生乾きの状態で結ぶのは、跡がつく条件を自分から揃えにいくようなもの。朝の時間がなくても、結ぶ前にドライヤーで完全に乾かすことだけは守ってください。

ゴムの種類で跡のつきやすさが変わる

実は、使うゴムによって跡のつきやすさがかなり違います。

跡がつきやすいゴム

ゴム跡付きやすいゴムの種類

細いヘアゴム——接触面積が小さい分、一点に圧力が集中して跡がつきやすい
金属パーツ付きのゴム——金属部分が髪に食い込んで、折れ跡やダメージの原因に

跡がつきにくいゴム

後が付きにくいゴムの種類

シュシュ——布面積が広く、圧力が分散される。跡がつきにくい代表格
スパイラルゴム(コイル型)——らせん状なので摩擦が少なく、跡がつきにくい。外しやすいのもメリット
太めのファブリックゴム——綿やポリエステル素材で、やさしくホールドしてくれる

跡がつきにくいゴムの選び方は「接触面積が広い」「素材がやわらかい」「締めつけが少ない」の3条件。シュシュかスパイラルゴムが縮毛矯正後の髪にはベストです。

韓国で流行しているスパイラルヘアタイ

スパイラルヘアタイ

韓国ではスパイラル型(電話コードのような形状)のヘアタイ(ヘアゴム)が定番化しています。

韓国では「스프링 머리끈(スプリングヘアゴム)」「전화선 머리끈(電話線ヘアゴム)」の名前で、ヘアアクセサリー専門ショップからコンビニまで幅広く販売されています。
(参考:blend-ed「스프링 전화선 머리끈 자국 안남는 실리콘 고무줄」)

このタイプが縮毛矯正後の髪に向いている理由は明確で、らせん構造が圧力を分散するから。

一般的なゴムは髪を「線」で締めつけるのに対し、スパイラル型はらせんに沿って「点」で接触するため、圧力が広い範囲に分散されます。

韓国のQ&Aサイトでも専門家が同様の仕組みを解説しており、必要最小限の弾性で固定するから跡が残りにくいとされています。
(参考:아하!「전화선 모양 머리끈은 어떤 원리로 자국이 남지 않는건가요?」)

さらに水濡れにも強く、外すときに髪が絡まりにくい。
100〜300円程度で手に入るので、縮毛矯正をしている方は1つ持っておくと便利ですよ。

跡がついてしまった場合の直し方

ゴム跡の直し方ガイド

気をつけていても跡がついてしまうことはあります。でも大丈夫、直せます。

ステップ① 跡の部分を水で濡らす

霧吹きやスプレーで、跡がついた部分の根元をしっかり濡らします。毛先だけ濡らしても意味がないので、根元からピンポイントで。

ステップ② ドライヤーで根元から乾かす

濡らした部分を、髪をまっすぐに伸ばしながらドライヤーで乾かします。

水素結合が切れた状態(濡れた状態)からまっすぐに乾かすことで、跡がリセットされてストレートに戻ります。

ステップ③ 冷風で仕上げる

最後に冷風を当てて形を固定します。これでほぼ元通りになりますよ。

ゴム跡の直し方は「濡らす→まっすぐに乾かす→冷風で固定」。水素結合をリセットする原理なので、アイロンを使わなくてもドライヤーだけで直せます。

ちなみに、跡がついたからといって縮毛矯正が取れたわけではありません。水素結合の問題なので、濡らして乾かせば戻ります。矯正のかかった部分がくせ毛に戻ることはないので安心してくださいね。

よくある質問(Q&A)

Q. 耳にかけるのもいつからOK?

結ぶのと同じで、翌日以降ならOKです。耳かけで矯正が取れることはありません。跡が気になる場合は、長時間かけっぱなしにしないように。

Q. ヘアクリップで留めるのは大丈夫?

大きめのクリップでゆるく留める分にはOKです。小さいピンで長時間強く留めると跡がつきやすいので、大きめ・ゆるめを意識してください。

Q. 結んでも跡がつかない人とつく人の差は?

髪質による差が大きいです。細くて柔らかい髪は跡がつきやすく、太くて硬い髪はつきにくい傾向。ダメージが大きい髪も跡がつきやすいです。自分の髪質に合わせて、ゴム選びや結ぶ時間の調整をしてみてください。

Q. 施術日を仕事の前日にするのはあり?

むしろおすすめです。夕方〜夜に施術を受けて、翌朝出勤のタイミングで24時間が経過しているのが理想的。施術日のスケジュールを工夫するだけで、翌日から安心して結べます。

まとめ|「結べない期間」は思ったより短い

今回のポイントをまとめます。

・縮毛矯正後、24時間経てば結んでOK
・「48時間」「1週間」は念のための目安。今の薬剤なら24時間で十分安定する
・跡がつく原因は「圧力+湿気+時間」。この3つを減らすのが対策
・結ぶ位置を毎日変える、外せるときは外す、生乾きで結ばない
・ゴムはシュシュかスパイラルゴムがベスト。細いゴム・金属パーツは避ける
・跡がついても「濡らす→まっすぐに乾かす→冷風」で簡単に直せる
・施術日は仕事の前日夕方がベストスケジュール

仕事で結ばないといけないから縮毛矯正をためらう…という方もいますが、結び方を工夫すれば全く問題ありません。

「結べない期間」は実質24時間だけ。思ったより短いですよね。

→ 「縮毛矯正した髪に「やってはいけない」こと、美容師が本音で整理します
→ 「縮毛矯正後の髪、濡れたまま寝るとどうなる?

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